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ラーズ門型フレーム
ラーズ門型フレームは、富山県農林水産総合センター・木材研究所とラミネート・ラボ株式会社との
共同研究にて開発された 『長ねじボルト挿入接着剤充填型の』一層一方向木質ラーメンです。
特徴は、接合金物・ボルト・加工部分をほぼ見せることなく、
柱と梁の側面・下端を意匠的に見せることができます。
加工・ボルト挿入・接着は工場で行うため、現場での特殊作業をすることがなく、
一本建方式・地組方式どちらでも組立可能です。
木質ラーメンとは、柱と梁などの接合部を強固にすることにより
鉛直荷重(床、屋根、雪などの重さ)と水平荷重(地震、台風など横から受ける力)を
柱と梁の両方で負担する構造骨組です。
軸組工法では、鉛直荷重を柱と梁で、水平荷重を耐力壁で負担させます。
そのため大空間を作りたくても耐力壁を配置しなけれならないため困難です。
木質ラーメンでは、柱と梁のみで大空間を構築することができます。
設計可能寸法
柱 国産カラマツ集成材E105-F300 120×300
梁 国産カラマツ集成材E105-F300 120×450 W = 4,000 〜 6,000(※)
H = 2,500 〜 4,000(※)
(※) 負担する荷重、フレーム数、フレーム間隔により変わるため(W・H寸法は、目安となります)
使用要件
金物軸組工法平屋建〜3階建の1階部分
※在来軸組工法との併用も可能ですがラーズ門型フレームとの接合部は金物工法となります。
『狭小敷地における ラーズ門型フレームの活用』
間口の狭い敷地において1階部分に2台駐車できるガレージを設置することは困難でした。
そこに『ラーズ門型フレーム』を使用することにより十分な開口のあるインナーガレージを設置することが可能になります。
『大空間リビングにおける ラーズ門型フレームの活用』
大空間リビングを実現しようとした場合、耐力壁の確保、大開口の確保がが非常に困難でした。
そこに『ラーズ門型フレーム』を使用することにより、その両方を同時に実現可能になります。
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