・鉄より強い集成材
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集成材とは
乾燥した板(※1)を縦並びに重ね合わせ接着剤で張り合わせたものを言います。
日本農林規格(JAS)により認定された工場のみ、生産が可能な材料です。
木ならではの優れた長所を最大限に生かした、人にも地球環境(※2)にもやさしい建築材料です。
集成材の特徴
鉄より強い
・材料の割れや、大きな節等の欠点を排除し、品質の安定した材料を使用。
・接着力の高い接着剤を使用し、むく材の1.5倍の強度を保有します。
燃えにくい
・万一の火災等で火が付いたとしても表面が炭化して、層ができ燃えにくくなります。(建物の倒壊を防ぐ)
あたたかい
・素材は木材なので鉄・RC等に比べ断熱性が高い為、とてもあたたかいぬくもりのある環境となります。
大きな空間を創造
・構造計算で算出した適性な断面により大きなスパンが可能であり、間仕切の配置が少なくなり、経済的であります。
曲線が可能
・薄い板を貼り合わせる事により、曲がりのある材料を作る事ができ、それらの曲線美が作り出すやわらかな空間が表現できます。
狂いがすくない
・十分に乾燥した板を使用し、貼り合わせる為製造後の材料の変形は少ない。板の欠点を排除し、品質の安定した材料を使用。
・現在の高気密・高断熱の施設には最適です。
湿度の調整
・木=集成材は呼吸を行う素材です。部屋内の湿度が高い時には水分を吸収し、低いときには放出します。
音・紫外線を吸収する
・素材は木なので、余分な音・紫外線を 吸収し快適な空間を作り出します。(※3)
いろいろな樹種・サイズに対応
・材料の種類・巾・厚み・長さ(※4)共、いろいろな樹種・地場産(※5)・サイズに対応します。
薬品・塩分に強い
・金属材料に比べて、酸・塩分・科学薬品に対する、対抗性が高いので海岸・温泉地・温水プール・化学工場建設に適します。
だから集成材なのです。
※1 乾燥した板
木材内の含水率を15%以下とした板の事です。
※2 地球環境にやさしい
木材は森林を伐採した後、植林する事で持続的に利用できる、地球に優しく・温暖化防止にも貢献できる天然資材です。
違法伐採の取り締まりの為の合法木材の使用を推進しております。
※3 余分な音・紫外線を吸収する
余分な音を吸収する⇒音が綺麗にひびくコンサートホールのほとんどが、木で成り立っています。
紫外線を吸収する⇒木は体に有害な紫外線を吸収し、温かみのある赤外線を放出します。木造の校舎で学んだ子供達は近視になりにくいという統計結果です。
※4 材料の種類
国産カラマツ・ベイマツ・スギ・ヒノキ・能登ヒバ・その他の樹種も。
巾:90〜235mm(一次接着)、厚み:〜3000mm、長さ:〜24000mm
※5 地場産
富山県産の材料はもちろん、「地場の材料を使った集成材で大きな施設を計画したい」というお客様のご要望にお答えして各地の材料を使い、集成材を製作します。 各都道府県の森林組合より材料を調達します。
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